Cl(塩素)

非常に反応性が高く、多くの金属や有機物と反応し塩化物を形成する。強い漂白・殺菌作用をもつため、パルプや衣類の漂白剤や、水道水やプールの殺菌剤として使用される。塩素を含む漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)と酸性の物質を混合すると、有毒な塩素が分離してガス化し危険な状態となる。このため、漂白剤には「混ぜると危険」の表示がある。


英名 Chlorine
意味 ギリシャ語の「黄緑色(chloros)」
原子番号 17
黄緑色
匂い 刺激臭
主な化合物 塩化水素(HCl)
常温での状態 気体
沸点 -101.5℃
融点 -272.20℃

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